前途多難なスタートとなってしまった高山旅行ですが、めげずに色々食べて、そしてさらに食べてきました。外国人旅行客にも人気なルートで、以前よりおしゃれなお店が増えましたね。駅も新しくなり、新旧が融合した良い観光地でした。
特急ひだに乗って
7月下旬、すでに外歩きには適していない暑さでしたが、特急ひだに乗って高山へ向かいます。
特急ひだは、大阪・名古屋方面から飛騨高山・富山を結ぶJR特急列車です。この電車を交通手段として、外国人観光客に人気があるのがドラゴンルート(名古屋-高山-白川郷-金沢)です。
電車は順調に進んでいましたが、倒木かもしれないとのことで途中で止まってしまいました。最寄りの無人駅でドアを開けての停車です。どう考えても長丁場です。もしかして、木を伐採したりしないと前に進めないのでしょうか……。
何もない無人駅なので、自販機は無人改札を抜けて道路の向こう側にしかありません。飲み物を買いに改札の外へ出る人、手持無沙汰でお散歩する人、様々です。たまに倒木の状況がアナウンスされますが、車掌さんも本部からの情報がなくよく分からないようでした。最悪、振替バスが来るだろうと待つこと1時間弱、ついに倒木の撤去が完了し出発しました。恐らく、本当に伐採していたようです。出発前に、改札の外まで回収し忘れの乗客がいないか、車掌さんが走り回っていたのが田舎路線ならではで趣がありました。
遅れて街歩き開始
単線のためすれ違い待ちなどもあり、結局1時間以上遅れての到着となりました。電車用のおやつを持っていなかったので、お腹がペコペコです。
とりあえず、本日宿泊のホテルへ荷物を預けるために、駅1階のアイカフェへ向かいます。アソシア高山に宿泊をすると、ホテルまで無料で荷物を運んでもらえるサービスがあります。
ホテルについての詳しい話は、こちらでしています。
お昼ご飯を食べに来ました。
麺屋しらかわ
高山ラーメンの人気店で、休日はかなり人が並ぶようです。長蛇の列だったら諦めようと思っていましたが、タイミングが良かったのか前に2組ほど並んでいるだけで、比較的すぐに入店できました。
事前にオーダーを取ってもらっており、着席後10秒くらいで提供されました!
田舎特有の濃いめの醤油スープが、ちぢれ麺によく絡んでいます。薄味・さっぱりが好きな私には少し塩辛く、脂を強く感じましたが、たどり着くまでに汗をかいていたのもありスープも美味しくいただきました。
続いて、古い町並みへと入り、古民家風のカフェへ。食後はデザートを食べなければいけません。
喫茶去かつて、というお店です。こちらのカフェは調べてみるとどこのおすすめにも絶対出てくるので、絶対に行こうと決めていました。
わらび餅とほうじ茶をいただきます。パフェなんかも美味しそうで、少し迷いました。オシャレで店内も店員さんも雰囲気が良く、わらび餅もぷるぷるとしてコクがありこだわりを感じます。とても美味しかったです。
喫茶去かつて
デザートと一緒に食後のコーヒーも飲みたかったのですが、ほうじ茶がついてきたので頼むのをやめました。でもやっぱりコーヒーは飲みたいので、美味しそうなコーヒーを探します。
見つけました。
Falo coffee brewers(ファロコーヒーブリュワーズ)
メイン通りから少し外れたこの辺りは人気もなく、穴場スポットかもしれません。こちらではスペシャリティコーヒーを扱っているようです。都会のカフェだったら1000円近くするような類のコーヒーですが、なんと650円で頼めます。それでもコーヒーとしては高いですが、浅煎りのフルーティーな味わいは、チェーンの安価な深煎りコーヒーとは一線を画す香りと風味です。といいつつ私はカフェラテを頼んでしまいましたが……。
こういったお店は豆の種類がよく分からなくても聞くと教えてもらえるので、是非相談しながらドリップコーヒーを試してみてほしいです。
本日宿泊のホテルへ向かう
バタバタと行きたい店(というか食べたいもの…)を回っていたら、ホテルのシャトルバスの時間が迫ってきてしまいました。
急いでホテルで夜食にするものを買い求めます。
ラーメン屋で並んでる時に向かいにあり、気になった和菓子屋です。
稲豊園
猫の形をした饅頭が人気なようです。多分映えの問題で人気なだけと踏み、見た目に騙されずみずまんじゅうを買いました。
さらに、駅の近くの果物屋さんで飛騨桃を買いました。この桃が大正解で、今日食べるのに最適なのを選んでもらったのもあり、甘くてみずみずしく今季一番の美味しい桃でした。
フルーツ専門店 銀コップ
十分な装備を携えてホテル行きのシャトルバスへ乗りこみ、本日の街歩きは終了です。
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