楽しんだもん勝ち

30代女が楽しく遊んだり食べたりしている話

飛騨高山に行って食べる話 後編

2日目は朝市から

朝市は2か所、午前11時まで開催されています。

規模的には陣屋朝市よりも宮川朝市の方が大きく活気があるので、どちらかだけでいい場合は宮川朝市をおすすめします。野菜や果物(この時期は桃でした)、食べ歩きグルメが並んでいました。昨日の桃が美味しすぎたため、また飛騨桃を買ってみました。

 

前編はこちらです

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この日はとても暑く、朝市で早々くたばってしまったので、命を守るために体を冷やしに行きます。

 

Cafe courier(クーリエ)

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台湾人の方がやっていらっしゃるようです。中国語でお客さんと会話していたり、英語圏のお客さんもいたりと海外に来たような気持ちになれます。

フードメニューも頼みたかったですが、ホテルで朝食をたらふく食べており、かき氷のみにとどめました。5月に台湾へ行った際、その時は肌寒くかき氷は諦めたので、今回高山で夢(?)が叶います。

 

優しい甘さの豆類や穀類のトッピングに黒みつがほんのりと絡み、とても美味しいです。東京ならともかく、東海地区でこんなに本格的なトッピングのかき氷はあまり食べられません。

すっかり体も冷えたので、昨日素通りした古い街並みをゆっくり散策します。

まず酒蔵に来ました。ここでは有料でお酒を試飲することができます。

 

舩坂酒蔵店

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何種類か試飲してみましたが、「大吟醸 四ツ星」という日本酒が1番美味しかったです。こちらは他の試飲は違い、高価格帯のため試飲も半分量しかありません。この酒蔵の銘柄で、一番の推しだそう。720mlで5000円程します。

すっきりとした飲み心地なのに旨みは強くフルーティーで、本当に買いたかったのですが、一升瓶か720mlの販売しておらず諦めました。小瓶でも取扱いがあるといいのですが、利益率の問題かお酒はなかなか小瓶がありませんね。ゆず酒や梅酒も美味しかったので、こちらの小瓶を買いました。

なお、隣にも別の酒蔵があり、別の価格体系・酒の種類で試飲をしているので、比べてみるのもいいかもしれません。

 

その後、午前中には売り切れると噂のわらび餅屋さんでわらび餅を買いました。実は昨日も午後に見に行きましたが、売り切れてすでに閉店しておりリベンジです。こちらは持ち帰り用のみの扱いです。

いわき

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常温で保管、常温で食べてくださいとのことで、家に帰って後日開けてみると気温の影響もあるのか、かなりドロッとしていました。とろっとろの溶けるような食感で、口に入れるとあっという間に溶けていきます。きなこの粉が柔らかさを邪魔していると感じるほどです。常温なのもあってか甘みは強く、付属している黒みつをかけるとさらに甘みとコクが増します。

おすすめされている食べ方ではありませんが、私は食べる前に少し冷やして弾力が増してから食べる方が好みでした。冷やすことで甘みも少しすっきりします。590円でかなり量が入っているので、コスパの大変よいわらび餅でした。

 

遅めのお昼ご飯にします。本当は昨日のお昼に入りたかった蕎麦屋さんです。昨日はちょうど不定休の定休日に当たってしまい、遅延に続いて踏んだり蹴ったりでした。

飛騨

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昔まだ学生だった頃に友人たちと大雪の中旅行し、死の間際たまたまたどり着いたという思い出補整があり、再度訪れたかったお店です。

同じメニューを頼みました。天ぷらはサクサクで海老やお野菜など色々な種類が乗っています。蕎麦も美味しく、最後のそば湯もとろみがあって濃厚でした。健康になった気がします。今回は雪ではなく暑さで死の間際でしたが、またも命が助かってしまいました。

駅の近くで利便性が良いため、到着時や帰宅前の利用におすすめです。

 

事態急変

暑すぎて散策する意欲も尽きたため、昨日荷物を預けたカフェで帰りの電車の時間までのんびりすることにしました。メニュー写真で見て気になっていたアイスコーヒーです。氷がブラックコーヒーでできており、その氷が溶けないよう周りに普通の氷が敷き詰められています。この中に液体のブラックコーヒーを入れることで、一生薄まらず氷も溶けないコーヒーが飲めるというわけです。

 

アイカフェ

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のんびりスマホを弄っていると、どうやら電車が遅延しているらしいことが判明しました。とはいえ、まだ乗車まで2時間近くあったため、まだまだ余裕の構えです。

そのうちにHPに運休のお知らせが掲載されはじめ、どう見ても乗車する予定の電車らしきものが見えはじめました。5度ほど見直しても乗車する電車だったので、いよいよ慌てました。自分の乗る指定席切符が運休になるのは、人生初です。

急いで改札に向かうと、ドラゴンルート海外勢が大勢窓口に並んでおり、通常よりも手続きに時間がかかるだろうことは明白でした。長時間並んで次の電車に振替えたとしても、そもそも運行するのかも分からず、もし運休になってしまった場合は帰ることもできなくなるかもしれません。

電車には早々に見切りをつけ、ひとまず隣のバスセンターでバス乗車券を手に入れることにしました。帰宅手段を確保して、後日返金の手続きをしてもうために電車の改札へ戻ります。この間にも、何も分からず日本語も分からない旅行客が続々増え、駅員さんは対応に追われていました。私も海外旅行で乗る電車が無くなっていたらパニックになると思います。代替手段を常に調べておくことの重要さを学んだ日でした。

無事すべてを手に入れ、飲みかけのコーヒーの元へ戻ると、コーヒーの氷は全く溶けていませんでした。驚異の保冷力です。すっかりヘトヘトになり飲んだコーヒーは、冷たくてとても美味しかったです。そうして、思っていたのと違うルートとなりましたが、無事に帰ってくることができたのでした。

 

 

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飛騨高山に行って食べる話 前編

前途多難なスタートとなってしまった高山旅行ですが、めげずに色々食べて、そしてさらに食べてきました。外国人旅行客にも人気なルートで、以前よりおしゃれなお店が増えましたね。駅も新しくなり、新旧が融合した良い観光地でした。

 

特急ひだに乗って

7月下旬、すでに外歩きには適していない暑さでしたが、特急ひだに乗って高山へ向かいます。

特急ひだは、大阪・名古屋方面から飛騨高山・富山を結ぶJR特急列車です。この電車を交通手段として、外国人観光客に人気があるのがドラゴンルート(名古屋-高山-白川郷-金沢)です。

電車は順調に進んでいましたが、倒木かもしれないとのことで途中で止まってしまいました。最寄りの無人駅でドアを開けての停車です。どう考えても長丁場です。もしかして、木を伐採したりしないと前に進めないのでしょうか……。

何もない無人駅なので、自販機は無人改札を抜けて道路の向こう側にしかありません。飲み物を買いに改札の外へ出る人、手持無沙汰でお散歩する人、様々です。たまに倒木の状況がアナウンスされますが、車掌さんも本部からの情報がなくよく分からないようでした。最悪、振替バスが来るだろうと待つこと1時間弱、ついに倒木の撤去が完了し出発しました。恐らく、本当に伐採していたようです。出発前に、改札の外まで回収し忘れの乗客がいないか、車掌さんが走り回っていたのが田舎路線ならではで趣がありました。

 

遅れて街歩き開始

単線のためすれ違い待ちなどもあり、結局1時間以上遅れての到着となりました。電車用のおやつを持っていなかったので、お腹がペコペコです。

とりあえず、本日宿泊のホテルへ荷物を預けるために、駅1階のアイカフェへ向かいます。アソシア高山に宿泊をすると、ホテルまで無料で荷物を運んでもらえるサービスがあります。

 

ホテルについての詳しい話は、こちらでしています。

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お昼ご飯を食べに来ました。

麺屋しらかわ

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高山ラーメンの人気店で、休日はかなり人が並ぶようです。長蛇の列だったら諦めようと思っていましたが、タイミングが良かったのか前に2組ほど並んでいるだけで、比較的すぐに入店できました。

事前にオーダーを取ってもらっており、着席後10秒くらいで提供されました!

田舎特有の濃いめの醤油スープが、ちぢれ麺によく絡んでいます。薄味・さっぱりが好きな私には少し塩辛く、脂を強く感じましたが、たどり着くまでに汗をかいていたのもありスープも美味しくいただきました。

 

続いて、古い町並みへと入り、古民家風のカフェへ。食後はデザートを食べなければいけません。

喫茶去かつて、というお店です。こちらのカフェは調べてみるとどこのおすすめにも絶対出てくるので、絶対に行こうと決めていました。

わらび餅とほうじ茶をいただきます。パフェなんかも美味しそうで、少し迷いました。オシャレで店内も店員さんも雰囲気が良く、わらび餅もぷるぷるとしてコクがありこだわりを感じます。とても美味しかったです。



喫茶去かつて

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デザートと一緒に食後のコーヒーも飲みたかったのですが、ほうじ茶がついてきたので頼むのをやめました。でもやっぱりコーヒーは飲みたいので、美味しそうなコーヒーを探します。

見つけました。

 

Falo coffee brewers(ファロコーヒーブリュワーズ)

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メイン通りから少し外れたこの辺りは人気もなく、穴場スポットかもしれません。こちらではスペシャリティコーヒーを扱っているようです。都会のカフェだったら1000円近くするような類のコーヒーですが、なんと650円で頼めます。それでもコーヒーとしては高いですが、浅煎りのフルーティーな味わいは、チェーンの安価な深煎りコーヒーとは一線を画す香りと風味です。といいつつ私はカフェラテを頼んでしまいましたが……。

こういったお店は豆の種類がよく分からなくても聞くと教えてもらえるので、是非相談しながらドリップコーヒーを試してみてほしいです。

 

本日宿泊のホテルへ向かう

バタバタと行きたい店(というか食べたいもの…)を回っていたら、ホテルのシャトルバスの時間が迫ってきてしまいました。

急いでホテルで夜食にするものを買い求めます。

ラーメン屋で並んでる時に向かいにあり、気になった和菓子屋です。

 

稲豊園

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猫の形をした饅頭が人気なようです。多分映えの問題で人気なだけと踏み、見た目に騙されずみずまんじゅうを買いました。

 

さらに、駅の近くの果物屋さんで飛騨桃を買いました。この桃が大正解で、今日食べるのに最適なのを選んでもらったのもあり、甘くてみずみずしく今季一番の美味しい桃でした。

 

フルーツ専門店 銀コップ

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十分な装備を携えてホテル行きのシャトルバスへ乗りこみ、本日の街歩きは終了です。

 

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ホテルアソシア高山リゾートに泊まってみた

7月下旬に飛騨高山のホテルアソシア高山リゾートへ宿泊してきました。名前の通り、JR東海運営のアソシア系列のホテルです。

こちらのホテルは高山駅周辺からは少し離れており、高山駅から1時間に1本シャトルバスが出ています。高山駅にあるカフェへ荷物を預けると部屋に届けてくれるサービスもあるので、手ぶらで観光できるのが利点です。駐車場も広いので、もちろん車でも便利です。

 

こちらで荷物を預けられます。無料サービスです。

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シャトルバスでホテルへ向かう

チェックイン開始と同時に早めにホテルに入りのんびりする予定でしたが、行きの電車がトラブルのため1時間程遅延。観光の計画も後ろ倒しとなり、16時半頃ホテルへ到着しました。シャトルバスが1時間に2本ぐらいあれば融通が利いてありがたいのですが…。駅からホテルへは、約15分ほどです。

 

観光の話はこちらでしています。

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バスの搭乗人数も少なかったため、下車後すんなりチェックインができました。高山駅のカフェで預けた荷物は、すでにお部屋に置いてあるそうです。ありがたいですね。

カウンターの近くには、部屋着の大きいサイズの子供サイズが置いてありました。部屋の一般的なサイズが合わない人は、こちらから持っていく必要があります。

また、この階にはお土産売り場や電子レンジといった設備もありました。

 

お部屋について

今回は一番リーズナブルな部屋を予約していました。

一番狭い部屋ですが、土地が広いため、一部屋がとても大きいです。ベッドとテレビまでの間も1メートル以上はあったでしょうか。大型のキャリーケースなんかも余裕で広げられそうでした。

窓から見える景色は素晴らしいです。高山市街地が一望できます。

 

テレビは、部屋の家具に釣り合わないほど大きなサイズのものが置いてありました。とても大きいです。夜に映画鑑賞など良さそうでした。ちなみに、ベッドのマットレスはシモンズです。硬めでした。

ペットボトルのお水のサービスはなし。水道水が美味しいのでそちらを飲んでくださいとのこと。

飲み物コーナーには、ドリップのコーヒー、紅茶(イングリッシュブレックファースト)、緑茶が置いてありました。

 

洗面室も広いです。基本的なアメニティは置いてありますが、スキンケア類はありません。大浴場にスキンケアのボトルがあるので、そちらを使ってねということでしょう。

トイレはウォシュレットあり。1994年開業のホテルですので、それなりに年季を感じるのは仕方がないかな、という感じです。

 

 

大浴場について

大浴場は別の棟にあり、少し離れています。部屋にあるお風呂用バッグとタオル類を持っていきます。1泊の間に何度も入浴したい人は、同じタオルを使いまわすことになります。

入口の階には休憩室と外に足湯がありました。この足湯が穴場で、温度低めの湯に足をつけながらひぐらしの音を聞いていると、とてつもなく心が安らぎます。横になれるベッドもあり、こちらでうっかり寝てしまうのも贅沢です。この足湯はいつまでも入っていたいほど気に入りました。

 

大浴場は上と下の階にあり、朝と夜で男女入替です。少しお風呂の種類が変わりますが、おおむね同じような造りでした。弱アルカリ単純温泉で、内風呂1か所、外風呂が岩風呂やヒノキ風呂など5か所、サウナといった構造です。

外には、展望台にあるような双眼鏡があり、全裸で高山の街並みを覗くことができます。ちょっと覗いてみましたが、夜だったので何も見えませんでした。朝は朝で日光に照らされて輝く己が気恥ずかしく、ピントが合う前に心が折れてしまいました。しかしこちらの露天、ホテルの駐車場がとても良く見えるのですが大丈夫なのでしょうか……。こちらから良く見えるということは、つまりあちらからも丸見えということでは?と気になり、朝は景観の良い場所にはあまり行かないようにしてました。

そもそも湯温度が熱すぎて長居ができません。温度計は見当たりませんでしたが、水質パネルに41.7度と記載があった気がするので、41度以上あったのかもしれません。1か所くらいはぬる湯がないと、子供や熱い湯が苦手な人には楽しめないと思いました。私もほとんどの時間足だけ浸かっているような状態でした。休憩スペースの足湯はあんなに素晴らしいのに……。

 

脱衣所の基礎化粧品のアメニティは業務用ポーラのボトルです。ドライヤーはテスコム(違うかも)とナノケアの2種類が置いてありました。ナノケアは使ってみたかったので、これは嬉しかったです。

日帰り入浴もやっているようなので、入浴目的に寄るのもいいかもしれません。日帰り入浴利用でも、高山駅からの送迎バスは利用可能なようです。

 

食事について

今回は夕食・朝食付きプランを申し込んだので、2食ブッフェです。ホテルブッフェということで期待していましたが、期待しすぎもあり少し拍子抜けしました。内容や食事スペースはファミリーや団体向けかなという感じ。それ以外の人は、夕食は外で食べるか、御膳とかのプランの方がいいのかもしれません。

ご当地の食材を使った料理も何種類かありました。

夜は飛騨牛のハンバーガー、飛騨牛カレー、郷土料理の豆腐ステーキ、高山ラーメンなど。お寿司屋や天ぷらもありました。特に、子ども向けの食べ物が充実している印象です。

右下めちゃくちゃ醤油をこぼしています……。


朝は五平餅、飛騨牛乳を使用したプリン、飛騨牛乳など。

朝はたくさんの種類のパンがあります。自家製だそうで、50周年記念の特製クリームパンもありました。パンはどれも美味しかったです。生ハムやチーズなどもあるため、好きなオープンサンドを作って楽しむのも良さそうです。

 

朝は部屋へコーヒーを持ち帰るためのサーバーが設置してあったので、チェックアウト前にお部屋でコーヒーを飲みながら窓の景色を眺めたりしました。

 

景観は最高だけど… 

部屋からや温泉からの景観が素晴らしく、のんびり自然を感じることができるホテルでした。秋なんかは紅葉を眺めながら泊まってみたいです。

一方で、シャトルバスが1時間に1本しかなく、行きも帰りもバスの時間を気にして待ちの時間が発生してしまい、もったいない時間の使い方をしてしまったのが反省点です。もう少し本数があれば、乗れる時間に乗ろうと気楽にいられたと思います。

また、食事は美味しいのですが期待していたほどではなく、市街地のホテル素泊まりで、外で食べた方が利便性も良く満足度が高かったかなと感じました。しかし、そもそも電車の遅れで忙しない行動になってしまっただけで、ゆとりのある観光プランだったらシャトルバスの本数は気にならなかったかもしれません。

 

こういう人におすすめ!

高山の市街地を望みながら温泉や足湯に入りたい人

部屋が広い方がいい人

子連れファミリー(キッズルームや子ども向けイベントもあり)

 

 

 

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クルーズ旅行の持ち物とブッフェについての話

9泊10日のクルーズ旅行に行ってみて、持って行って良かったもの、持っていけば良かったものについて書きたいと思います。

 

持って行ってよかったもの

船内のものはラグジュアリーホテルの一般的な高さ・硬さの枕が1台のベッドに2個置いてあります。気に入って買いたいという人もいるようなので、枕としてはいいものなのでしょう。私は低めの枕しか体に合わず、ホテルに宿泊する際はいつも枕なしで寝ていました。今回は長期になるので枕なしも辛かろうと、普段使っているものを邪魔でしたが持ち込みました。本当に持ち運びは邪魔でしたが、家と同じ環境で休めたのはとても良かったです。

 

ドライヤー

アンサーブック(事前案内のまとめのような本)の内容に一部変更があり、今まで持ち込み禁止だったものが2024年からOKになったようで持っていきました。

備え付けも使ってみましたが風力が微妙だったので、持って行って良かったです。ドライヤーまではということなら、ヘアアイロンを持ち込むのも良いかと思います。

ダイヤモンドプリンセス以外のクルーズ船については、持ち込み禁止の可能性が高いため、よくルールを確認してください。

 

洗濯紐とフック付きマグネット

マグネットはクルーズのことを調べていると全員がおすすめしているものですが、私たちは天井にフック付きのマグネットを付け、洗濯紐を通して洗濯を干していました。洗濯の後乾燥機も使わなかったため、節約にもなります。また、船内は乾燥するので、乾燥対策にもなりました。

朝と夕にターンダウンがあるため、下着を干す際は注意してください。

 

加湿器

乾燥対策に、小さいものを持ち込みました。

内側の部屋だったからか、思ったよりも湿度は低くなかったですが、やっぱり持って行って損はないです。バルコニー付きだったら換気ができるのでいらないかもしれませんね。湿度に気を付けていても下船後コロナに罹患はしましたが…。逆に乾燥していたら、乗船中にもう発症していたかもしれません。

 

 

持っていけばよかったもの

 

小綺麗なミニバッグ

スマホと小物がいくつか入るものは持って行っていたのですが、それでは小さく後悔しました。

船が広く都度部屋へ荷物を取りに行くのは面倒なので、結局必要かもしれないものは全て持ち歩いていました。スマホ、文庫本、サングラス、カーディガン・ストール程度が入り、レストランにも持ち込めるぐらいのおしゃれな感じで、嵩張らないものを持ってきていればなあ~。今後そういった都合のいいバッグを見つけたら買いたいと思います。

ちなみに、ダイプリ柄の不繊維のトートバッグがもらえますが、ランドリーバッグということでサイズも大きめです。ブッフェならいいですが、レストランに持ち込むには不相応かと思います。

 

ヘアセット類

エレガントナイトは適当にハーフアップにでもしようと思っていましたが、思ったよりも皆さん気合が入っていて己の無力さに後悔しました。

髪が長い人はヘアアイロン・ヘアオイルで整えたり、ヘアピンなどできっちりアレンジするぐらい気合を入れた方が良かったレベルです。私はヘアピンを持ってこなかったので、オイルで髪をまとめてゴム1本でできる範囲でしか整えられませんでした。これはもちろん本人が気にするかどうかにもよります。半数以上がパーティーやら披露宴会場の装いをしていて、その中で自分の身なりを後悔しない程度であれば大丈夫です。私は過去イチで持ってきたアイシャドウと口紅を強く塗りましたが、ヒールもキラキラした服もなく(ZARAのタイトなワンピを着てました)むしろ地味な部類でした。ハリウッド女優のレッドカーペットぐらいの気持ちで挑んでも全然大丈夫です。

ちなみに総合司会の日本人女性クルーは、全身スパンコールのキラッキラのドレスをお召しでした……。

 

終日航海日用のリゾートワンピ

終日航海日はジャージにメガネみたいなダサい服装でいたんですが、みんなどこかしらで写真やら動画やら撮っているので、万が一の映り込みを考えると常にリゾートワンピぐらい着ていればよかったなと、チラッと己が映り込む他人のyoutube動画を見ながら感じました。あと、イベントで舞台前などに行ったときも後悔します。もちろんこれも個人の価値観によりますが。

今後は、思い出として後から振り返った時に後悔しない程度の身だしなみを心掛けたいです。

 

ウェットティシュ

船内にお手拭きはないので、汚れる度に手を洗いに行くのは手間ですし、ピザやハンバーガーなど素手で食べるものも多いです。台湾で使う用に小包装のものを2個程持って行っただけだったため、船内でこんなに必要な機会があるとは思わず後悔しました。

 

サバイバルナイフ

寄港地で買ったフルーツを部屋で切ったり、寄港地で買ったビンの飲み物を開けたり、ハサミ代わりとしても使えたかもしれません。結局フルーツは買いませんでしたが、ナイフがあったら沖縄のパイナップルとか買ってたかもなと思います。

だだ、持込可能なのかは調べていないので分かりません。

 

 

ブッフェコーナーの話

番外編ですが、ホライズンコートに置いてある食べ物の話です。

ドリンクコーナーにはノンカフェイン飲料が充実しており、通常のコーヒーと同じサイズの入れ物にノンカフェインコーヒーが入っているほどです。私はコーヒーは大好きなのですが、カフェインに弱いため、ノンカフェインを混ぜて低カフェインコーヒーを作っていました。

また、ハーブティーやノンカフェイン紅茶も色々と置いてあります。昼から夕方の時間には、レモネードもありました。また、牛乳も置いてありますが冷たいです。ホットミルクやホットカフェオレを飲みたいときは、朝のみですが、オートミール粥の周辺にホットミルクが置いてあります。そこにシナモンなどもありますので、朝は色々なトッピングを試せそうです。

個人的に一番好きだったのは、ワッフルコーナーにあるイチゴのソースです。イチゴが丸ごと入っていて甘酸っぱく、毎朝ヨーグルトにかけて食べていました。夜の時間はお酒のおつまみコーナーにドライイチジクやアプリコット、デーツがあったり、朝はプルーンなどもあります。サラダのトッピングとしても色々乗せて楽しみました。

 

ちなみにオムレツですが、頼んだらキッチンから引換券がもらえるので、席に着いてから最寄りのスタッフに渡すと、出来たら持ってきてくれるシステムです。最初よく分からなかったので、知ってたらスムーズにオムレツを手に入れられたなと思ったので書きました。

また、醤油や箸は置いてあるので、日本が恋しくなっても安心です。


食べ物のことになると興奮して色々写真を貼ってしまいました。ブッフェの内容については色々な動画やブログがありますので、あまり書いていない細かい点について書いてみました。

これから行くか悩んでいる方、準備中の方の参考になれば幸いです。

クルーズについての話は今回で終わりです。

 

 

ダイヤモンドプリンセス旅行記はこちら

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ダイヤモンドプリンセスのアプリ関連話

ダイヤモンドプリンセスのアプリについて、思ったことを書いていこうと思います。

アプリでチェックインなども行うため、これは必ず登録しなければいけないものです。

 

チップ代金の前払いについて

いきなりアプリとは関係ない話ですみません。

パンフレットに記載がありますが、クルーズ代金とは別に港湾税・チップ代を支払う必要があります。港湾税は旅費と一緒に事前払いで、チップ代は下船前に船内のお買い物等の費用と一緒に支払います。

実はそのチップ代金は、事前にダイヤモンドプリンセスのHPから支払うことが可能です。

下船時の支払いだと、ドル払いになるので決済時のクレジットカード会社のレートに合わせて決済されます。今回はやってないので不明ですが、オンボードクレジットがある場合はそこから支払うことも可能だと思います。

事前払いだと、クルーズ会社が事前に決めたレートで日本円にて決済されます。なので、円安が進行しているような局面では事前払いの方がお得です。

私が乗船するときは、事前払いだと1ドル149円(恐らく)でした。下船時だと158円前後のレートでしたので、かなりお得です。

 

アプリの写真について

アプリからチェックインの作業をする際に、自身の画像をアイコン登録する必要があります。

この画像がメダリオンを船内でかざしたときに表示されるものになります。

私は少し斜めから撮ったものにしていたのですが、チェックインの時にその場で撮り直しをされました。恐らく、真正面でないもの・ボケたものは全て撮り直しと思われ、撮り直している人が結構いました。撮り直しをされると、クルー側に表示される画像のみが変更になり、アプリや部屋に入室する際に表示される顔写真は最初に登録したもののままです。

撮り直しになると若干の時間は取られますが、すぐに終わるのでそこまで事前に登録する画像に対して神経質になる必要はないと思います。メダリオンをかざすたびに写りの悪い自分の顔を見るのも気分が滅入るので、些細なことですが自分が後悔しないものにした方が満足度は高いと思います。

 

夜の無料レストランの予約について

クルーズ申込後、全額入金が完了するとアプリにログインすることができ、レストランも予約ができるようになります。レストランは無料のものと有料ものがありますが、どちらも予約が必要です。

閑散期のクルーズならギリギリや乗船中でもいいかもしれませんが、GWなどの繁忙期は絶対に早めに予約を入れた方がいいです。無料の方は当日に空きが出るという話も見ましたが、実際は全く空きがなく、新規予約も変更もできませんでした。

当日になってブッフェでいいやとなったらキャンセルすればいいだけなので、とにかく予約を入れてください。

毎晩ショーがあるので、予約の時間には迷うと思います。ショーは19:15-20:00と21:15-22:00の2回、レストランは短くても1時間半はかかります。ちなみにショーはギリギリに行くと席が空いていませんでした。状況を踏まえると、以下の3択かなと思います。

・5時15分前後にレストラン→食後そのまま1回目のショーの席確保

・7時15分前後にレストラン→食後そのまま2回目のショーの席確保

・1回目のショー鑑賞→8時過ぎ~レストラン

私たちは7時頃にレストランに入り、食事を終えてそのままショーを見に行くルーティンでした。ブッフェで済ませる日は、6時半頃にサッと食べて1回目のショーを見に行き、夜は部屋で映画を見たりゆっくりしていました。

アプリから本日のメニューが確認できます。これは2回目のフォーマルデーの時のもの。

レストラン前に行くと紙で本日のメニューが確認できます。

 

有料レストランについて

有料レストランは寿司、イタリアン、シェラスコの3か所あります。今回はイタリアンのサバティーニしか検討しなかったため、サバティーニの予約についてです。

サバティーニは美味しく人気だと聞いたので、乗船してすぐに予約を入れました。なぜ乗船前に予約を入れなかったかというと、事前に予約を入れると先にクレジットカードで決済がされてしまい、手持ちのオンボードクレジットで支払いができないからです。

無料レストランとは違い、乗船後すぐなら選んで予約ができました。4日目の夜に予約を入れたのですが、当日にキャンセルする必要が出てきました。他の日程を確認すると、予約はほぼすべて埋まっていましたが、ひとまず予約を入れただけの人も多いのか、最終日に近い日付の20時台の遅い時間は頻繁に予約枠が空くようでした(すぐ埋まりましたが)。

また、お昼にサヴォイかインターナショナルダイニングか忘れましたが、有料レストランの営業があります。メニューは画像のような感じで、予約は不要のようでした。15ドル程で前菜、パスタ、デザートのコースが食べられるようです。

 

チャット機能について

アプリに同室の人や別室の知り合いとチャットができる機能があります。Wi-fiの契約をしていないので、この機能は便利でした。リアルタイムで日本語での送受信が可能ですし、相手がスマホを持ち歩いていれば、船内のどこにいるかも分かります。ただ、チャット受信時に通知がないため、見逃すとすれ違いになってしまう点が困りました。

また、24時間クルーへ日本語で質問ができるチャットがあり、便利で何度か質問をしました。

 

長くなってしまったので、持ち物についての話は次回にしたいと思います。

 

 

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2024年GWクルーズ旅行記最終日

4/27-5/6の10日間、ダイヤモンドプリンセスに乗った旅行記です。

航海日程は以下のようになります。

 

1日目 横浜発

2日目 終日航海日

3日目 終日航海日

4日目 沖縄

5日目 石垣島

6日目 基隆

7日目 終日航海日

8日目 終日航海日

9日目 清水

10日目 横浜下船(今回の話)

 

初日はこちら

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最後の朝食

あっという間に下船日になってしまいました。

朝食は混み合うかと、朝6時過ぎに一旦ホライゾンコートへ場所確保に行きましたが、まったく席が空いていませんでした。

事前に下船時間の希望アンケートがあり、私たちは昼頃の新幹線を予約していたので、ゆったり最終グループでの下船予定です。今思えばもっとゆっくり朝食を食べに行けばよかったと思います。部屋は8時まで、ホライズンコートは9時まで開いており、7時半頃から下船開始しているので、遅ければ遅いほど空いていたのではと思います。

 

名残惜しく下船

9時半からの下船グループでしたが、下船が順調なのか9時過ぎ頃に下船のアナウンスをされ、税関通過で30分程度かかりました。

帰りも鉢合わせしたにっぽん丸は最寄り駅までシャトルバスが出ていましたが、ダイヤモンドプリンセスのランクではそんなサービスはありません。自力でヨボヨボと駅へ向かいます。各エレベーター待ちも結構時間がかかり、荷物が大きいので混雑した電車も見送ったりして、日本大通り駅から新横浜駅新幹線構内へたどり着いたのは11時ごろでした。下船案内からトータル2時間ほどです。帰宅日はGW最終日の祝日でしたので、駅が混んでいたのも時間がかかった要因かもしれません。

個人的には、もし港からタクシーに乗るならもう新横浜まで向かってしまった方がいいと思います。帰りの荷物運搬が本当に苦痛だったので。

新幹線構内で最後の力を振り絞り、シウマイ弁当を買いました。

明日から仕事です。駅の待合室にて信じがたい気持ちでうなだれています。

 

荷物を抱えて帰宅はつらい

新幹線は行きも帰りも座席の後ろが大型荷物スペース付の座席を予約していました。ですので、重い荷物を上の棚へ持ち上げずに済んだのは我ながら良い判断だったと思います。

行きも帰りも前後日仕事のためギリギリまで準備・すぐ片付けとなり自力で荷物を運搬しましたが、せめて帰りだけでも荷物は船から発送した方がいいと思います。でもお土産とか洗濯ものとかすぐ取り出したいし、難しいところですよね。前日の清水で荷物を発送できればいいのですが、入国(今回でいうと下船する横浜)までは発送目的で持ち込んだ荷物を外に出したりすることはできないようです。

こうしてあっという間に旅は終わってしまったのでした。

 

ちなみに下船後はコロナに罹患し寝込んだために、旅行での体重増加はプラマイゼロどころかマイナスとなりました。クルーズダイエットですね…。

下船して普段の生活に戻ってみて思うのは、好きな時に好きなものを食べて、嫌なら残して(褒められることではありませんが…)、残したのに新しい別の料理を持ってきて、それで誰も文句を言わないっていうのはとても贅沢なことだなということ。子供のように我がままで自由な毎日でした。

 

なかなか長期休みが取れないことが最大の難点ですが、時間が確保できたらまたクルーズに行きたいです。そしてゆくゆくは世界一周…なんて夢を見ています。

旅については以上ですが、次は持ち物やアプリについて思ったことを書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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2024年GWクルーズ旅行記9日目

4/27-5/6の10日間、ダイヤモンドプリンセスに乗った旅行記です。

航海日程は以下のようになります。

 

1日目 横浜発

2日目 終日航海日

3日目 終日航海日

4日目 沖縄

5日目 石垣島

6日目 基隆

7日目 終日航海日

8日目 終日航海日

9日目 清水(今回の話)

10日目 横浜下船

 

初日はこちら

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富士山を眺めながら

旅の終わりが近づいてきました。クルーズ最後の寄港地です。今までの寄港地全て曇りや雨だったことが嘘のように晴れ上がり、外に出ると美しい富士山が見えました。清水は富士山以外何もないというイメージがあり正直あまり期待をしていませんでしたが、実際に富士山を目の前にすると日本人として心が躍りました。

朝の7時に入港、最終乗船は4時半です。



入国審査を経て下船

本日は近くのバス停から三保の松原で富士山を見る予定です。

乗船前にはシャトルバスの案内はありませんでしたが、市が清水駅と新清水駅に行く無料シャトルバスを用意してくれていました。日本平に行くかも迷っていたので、もし日本平に行く予定であれば便利だったでしょう。

前回の寄港地が海外でしたので、本日の下船では入国審査があります。9時頃に降りましたが、外に出るまでに1時間弱かかりました。

 

三保の松原までは、しずてつジャストライン三保山の手線に乗り20分ほどです。最寄りバス停は、波止場フェルケール博物館となります。

道中で生しらすと生桜エビ丼を満喫し(本場の日本食おいしすぎました…)松原を抜け、景勝地へ。

山頂にはまだほんのりと雪が残る富士山が海と一体となり、美しい光景でした。幸運に恵まれた1日となりました。

 

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盛大な見送りを受けながら出航

GWなのもあってか、朝から港はお祭りムードでした。ダイヤモンドプリンセスの停泊場所も普段の場所から変更となり、富士山が映り込む好立地になっていたようです。その代わりフェリー乗り場が臨時で移動になったとか。

出航時も大騒ぎで、港の出航観覧席らしき場所は満員、ナレーション付きの大音量の音楽と花火に見送られながら出航。三保の方からダイヤモンドプリンセスと富士山のシャッターチャンスを狙うカメラマンもいました。しばらくは半島沿いを航海しており、名残惜しく富士山を眺めるのでした。

 

部屋へ戻るとすでに荷造りを終え、廊下に荷物を出している人がちらほら。大型荷物はクルーが下船時に船の外へ出してくれるため、前夜に回収してもらう必要があります。

外へ出るたびに、他の客の荷物と、荷物出してね!という廊下にいる客室クルーの声かけがプレッシャーを与えてきます。昨日から少しずつ荷造りは進めていましたが、最後の詰め込みにとりかかります。夜の10時頃までに出せばいいのですが、さっさと出してすっきりしたいですよね。

 

最終夜なので、ホライゾンコートで気になっていたけど胃がもたれそうで手を出せなかったあらゆるものを少しずつ食べました。全体的にじゃがいも料理、パン、肉類がとてもおいしいです。ただ、毎日アメリカ仕様の味に耐えられるかというとそうではないので…。船旅は寝ている間に移動できるので高齢でも楽とは言われますが、船旅ほど強靭な内臓が求められる旅行もないと思います。私の食い意地が張りすぎているだけかもしれませんが。

夜はお別れパーティー、お別れショーと裏方含め様々なクルーが登場するイベントが目白押しです。この一環でレストランではアラスカパレードというものがあったようですが、まったく知らずレストランも予約していなかったため見ることができませんでした。アラスカというケーキがメニューに登場していたようです。食べてみたかったです。

 

最終夜に皆で踊る

できるだけイベントに参加しようと思い皆と一緒に踊り狂って過ごしました。

このころには一方的にですが見知ったスタッフさんが何人もいて、彼らとすれ違ったりエンタメを提供してくれている姿を様子を見るだけでなんだか嬉しい気持ちになってしまいました。

同じスタッフと何日も一緒に過ごす旅行体験というのも、クルーズならではと思います。何度も乗りたくなる人々の気持ちがよく分かりました。



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